前回１２回のニス塗りが終わっている。まず、１０００番のペーパー（ウオーター・プルーフ）で徹底的によゴれ、ムラをとった。今日は新たに、調合黒をわずか、一滴に抑えて１３回目を塗る。ここからは、じっくりストラドの色を追及していく・・・。

ノア君、１２回目のニス塗り。だんだんクライスラーの色に近付いてくる。職人目指すノア君、俄然職人顔になってくる・・・。

最初のレシピ通リにニスを調合、ノア君だいぶ容量をつかんだところでうまい筆さばきが出来ている・・。あと２０回は塗り重ね奥深いサンセットカラーが出来上がる。

先週までに計５回塗り終わっていた。そして今週、４回塗り計９回となった。カーマインレッドを中心に今のところは赤だが、来週からはちょっと黒を交える・・・？

先週、目止めのニスを３回塗り、それを一気に剥がす。これで目止め作業完了・・。 続いて、サンセット・カラーの根幹である黄色を３－４回塗る。ノア君隅々まで丁寧に塗る。さあ！！、いよいよ来週からニス塗りの本格作業が始まる。

展示会が無事終わり、ノア君初めて人前でチョーチョを弾く。和美先生に試奏してもらい、人気投票５位の評価を受ける。これからが楽しいニス塗りが始まる。まずクリアーニスを当倍に薄め、３回塗る、完全な目止め作業が終わり。来週からじっくり色ニスの３０回塗りが始まる。

日本で唯一の高校生ヴァイオリン作家の登場である。以前、Yuu君が博士ちゃんでテレビで称賛された。今回はヴァイオリンの博士ちゃんが誕生である・・・。魂柱の仕込み、指板の４２R削り、仕事も正確、早い・・。ブリッジも正確無比の削り。絃を張り。いよいよ試奏。完璧なクライスラーの甘い...

さあ！！ノア君、最後の追い込みである。ボタンの調整、ネック回りの微調整、本当は手創りが原則であるが、時間がない、一気にドラムサンダーで整える。さらにペグホールのリーマーによる調整、エンド・ピンホールの微調整。ネックの貼付あっという間にホワイトクライスラーの完成である。明日は...

ノア君最終段階に入る・・。モールドのはずし、これはがっちり膠が固まっているための粉であんこをばらすしかない。他を傷つけないように慎重にのこと、ノミを使う。完全にあんこを撤去。慎重にやったためきれいにとれた・・。クライスラーのラヴェルを手創り永遠にヴァイオリンの中に残るため丁...

いよいよ、ホワイトヴァイオリンに近付く。モールドのブロック余計部分のきりとり、ネックのフィッテイング、やすりで微妙な角度を削り出す。閉じたら削りずらい部分をあらかじめ切り出しておく。膠だまりもつくり、さあ！！いよいよネックの仕込み。膠をつけアルコールランプであぶり水溶化して...

バスバーの削りセオリーはM点から上下に１/2,1/4,3/4と等分に分け計測、小カンナで削る。あっという間に完成。

熱心にやるだけにあっという間にバスバーの工程まで進んできた。上部１L、37・8 ｍｍ、下部、 1L,39mm 決め、上部厚み、４・３mm、下部５・７mmに決め削る。上板のアンジュレーションにフィットさせ膠で固定する。順調に進み思わず笑顔・・・・！

肝心のF字孔に、ノア君こだわる…。デルジェスのFは左右５mmほどバランスがずれる、よくある。左右絶対のバランスを追及したノア君、苦労しながらよくできた。

地板のパーフリングを決める。天板の、えくぼ創りのためF字孔の正確な位置を決める。左右の厚み３・５mm、４mmの厚みを保ちながら、カリパーで正確に測り１っ身上の余裕を保ちながら小カンナ、スクレーパー、紙やすりで仕上げる。

ノア君だいぶ乗ってきた、仕事も早い。パーフリングカッターで溝を切り、ナイフでそれをトレースする。特にコーナーは気を遣う、やったー！！みぞを完全に制覇。最初にしては天才的である。パーフリングを溝通リに曲げ、入れ込む。丁寧に丁寧に挑む！そしてこの”どや顔”。有望である。

ノア君、素晴らしい素質を発揮する。今日はネックの粗削りから、ノミの掘り込み,カンナでの平面だし、大体の削り出し成功、ここから仕上げにかかる。高校生にして、この意気込みは大事にしたい・・・。さらに意欲的に和美先生の指導でヴァイオリン演奏にも頑張る。チェロで頑張った、小生の高校...

ノア君、この数週間でノミ、カンナ、ノコ、ずいぶん上達した・・・。若い力を感ずる。 徹底してヴァーティカルを追及。ネックの精密度を追っかける。整った材に、ネックのテンプレートをトレース、バンド・ソーで切り抜いた・・・。ここからさらに難しい工程に入る。ここからはのこの精密度が重...

８月７日（日）の第１０回手創り弦楽器フェアに向けてクライスラー完成させるべく、張り切って通ってくる。天地板の出幅４mmにそろえてピンを打つ、続いてのパーフリング作業に向けて天地とも１０mmほどを平らを出す・・・。

高校生でヴァイオリン創り。世界広しと言え、ノア君位しかいない。なかなかセンスも良いし仕事が早い有望である。膠で天、地板を閉じる。クランプで固定しヴァイオリンの形が出来上がってきた。ぐらつきを小カンナ、やすりで整え。天地、左右のシンメトリーを徹底調査・・・。ここまで、うまくい...

ノア君１7歳、前途有望な弦楽器制作者候補である。モールドからトレース、バンド・ソーで切り抜いた。早い！さらに等高ライン上を小カンナで削る。さらに地板をモールド通りにトレース。あっという間に天地板の完成である。若い力だ！！

８月７日の展示会に間に合わせようと必死に通ってくる、ノア君、ハイダ(矧ぐ）２枚のスプルースを接着するためカンナで平面直角を完璧に削るスプルース板を完璧な平面だし。さらに、その平面にモールドをトレース、バンドソーで切り抜く。いいペースである。

ノア君、このヴァイオリン制作が、感性に合ってるらしく、正確に、丁寧に仕事するしかも早い・・・。ライニングを平面だし、天板のハギ加工に入る。直角、平面、スタンレー、小カンナを使い見事な仕事であった。万力でがっちり止める。今日の仕事カンリョーー―。

８月７日の手創り弦楽器フェアーに間に合わせるべくゴールデンウィーク通ってくる。 今日は表面のライニング貼り付けである。だいぶ手馴れてきた、アッという間に完成、このどや顔となる。

若い芽の代表。”ノア君”ヴァイオリン制作に芽生え、８/７日の”第１０回手創り弦楽器フェアー”に参加するべく制作を始めた。先週完成したC字コーナーの側板貼付、加えてアッパーブロック、アンダーブロックの削りを終え、膠で止める。若い力あっという間にヴァイオリンのモールド完成である。

高校生のノア君、創作の素質抜群である。モールドを完成、C字コーナーの厚みを１・５mmにスタンレーで調整、C字カーブをヤスリで整える。カーブもベンディング・マシーンで簡単に曲げる、折ったり、割ったりもなく１発で決めた・・・。すばらしい素質である。

DeL-Gesu のクライスラー、もちろんヴァイオリニスト、クライスラーが長年愛用した。そのためこの名がある。ノア君、この有名ヴァイオリンを創るという高校生である・・・。デルジェスは、ストラドに比べて作り方がアバウトと言われている。しかし音の魅力はヴァイオリニストすべてが垂...