板垣さんの”IL・CANNON"制作記21氏、仕事が金工関係。道具の使い方が上手である。したがって早い。早くも天板は完了。地板もモールドにつけ、パーフリングに、備える。さらに地板の枠取り、固定も終える・・。さらにネックまで一挙に進んだ。すばらしいスピードである。
板垣さんの”il・cannon"制作記20天板のはぎを終わり、モールドから5㎜のワッシャーを使い、トレース。バンド・ソーで切削、さらにレシピ通リの等高ラインを引き、あっという間にボール盤で表板の準備完了。来週から、表の美しいラインが現れてくる・・・。
板垣さんの”IL・CANNON"制作記19氏、油が載ってきた。ひとつ一つの工程にスピード感と正確さが増してきた。電動工具の威力もあるが、どんどん進む。粗削りの段階を終え、精密の等高ライン削りに入る。バルサにラインを移し。正確に掘り進む、いいペースである。
板垣さんの”IL・CANNON"制作記18IL・CANNONは、かの巨匠ヴァイオリニスト、パガニーニが愛用したヴァイオリンである。デルジェスは破天荒な作家だと喧伝されているが、現在残る、デルジェス作品では最高峰と言われている。氏、その辺を感じ取り、丁寧に丁寧に、コピーする。レシピの等高ラインを、ボール盤で写しその通...
板垣さんの”IL・CANNON"制作記17稲垣さん、モールドの平面完璧に終え、続いて地板に、トレース。バンドソーで切り抜く。1枚板のスプルース、斜め方向のラインを重視し丁寧に電動カンナで切削。小カンナでさらに平面を追及する。電動をうまく使って省力するのも弦楽器制作には大切な省力になる・・・。
板垣さんの”IL・CANNON"制作記5あれあれ!氏、水蒸気を使ってせっかく張ったC字コーナーを剥がしている?四方八方気を付けながら、膠作業をやらないとずれがたまにある。それを元に戻す・・。やり直しでCを張り、全体を箱にすべくアッパー、アンダーを創る・・・。