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Violin
カリンさんの”Titian”制作記
カリンさんの”Titian”制作記59(完成編)
お嬢、苦節2年Titianの完成である。慎重にペグ穴をあけ、絃をつなぐ。ヴァイオリン制作で得も言われぬ、楽しみ・・・。小生とコンマス、武江さんもご相伴に預かる。腹に来る、低音、オクターブ上のE絃。透き通る音であった。すばらしい!!弦楽器制作の醍醐味であった。
カリンさんの”Titian”制作記59(完成編)
お嬢、苦節2年Titianの完成である。慎重にペグ穴をあけ、絃をつなぐ。ヴァイオリン制作で得も言われぬ、楽しみ・・・。小生とコンマス、武江さんもご相伴に預かる。腹に来る、低音、オクターブ上のE絃。透き通る音であった。すばらしい!!弦楽器制作の醍醐味であった。
カリンさんの”Titian”制作記58
完璧に仕上げた、Titian重厚なニスワークが美しい。ボトム・サドルを丁寧に取り付け、ネックを固定。いよいよ、最終段階音出しの基本、ブリッジ・フットをカーボンを利用完璧にボディーにフィットさせる。さらに魂柱を決め込み、いよいよ音出しとなる・・・。来週が楽しみだ!!
カリンさんの”Titian"制作記57
カリンさん、修復のためネックを外すこと2回、実にうまいリカバリーをする。低く仕上がったネック角度を87°まで戻す。完璧!!、ボタン調整をして、ニスの塗りで修復終了。この芸術は、修復をいかにリカバーするか!!にかかっている。さらにお嬢、テール・ピース、アゴあてを自作している。...
カリンさんの”Titian”制作記56
完璧なニスワーク、さあ!!、今日は指板をつけ音出しだ――。指板装着の時気が付いた。 指板の高さが1mm足りない。最後の最後でこういうことがあるのが弦楽器制作の難しさ。 ネックのはずし、角度のやり直しとなった。成功!!ガッチリ、シャコ万で止める。音出しは来週だ――!。オリジナ...
カリンさんの”Titian”制作記55
カリンさん、先週写真から、30回ほど塗ったという。確かに、黒が強調され、実にイメージ通りに仕上がったという。確かに、ぐっとしみるカラーとなった。お嬢大満足。完成に向け、自分名まえカリンを使ってテール・ピースを創っている。多彩なお嬢である!
カリンさんの”Titian”制作記54
カリンさん、自宅工房でヴァイオリン制作最後の楽しみ、ニス塗りである.最初セピアカラーの基本黄色を3回塗り、その上から、カーマィンレッドに黒を混ぜるという・・・だいぶ仕上がった。今日は自分木、”カリン”を使ってテール・ピース、アゴ宛の部品創り、ものすごいパワーで掘り進み。カン...
カリンさんの”Titian”制作記53
カリンさん、自宅工房でカーマインレッドの色ニスを完成させるということで今日は、名前の通リ”カリン樹”を使ったテールピースを完成させる…。猛烈なパワーで削る…。”ボキッツ”嫌な音が響く。半分から折れた!!そんなことは自明の理。と予備のカリンで猛烈に削り出す。このパワーが自作ヴ...
カリンさんの”Titian”制作記52
先週塗ったメ止め塗りをきれいにはがす、また元のきれいな白地が出てくる。ヴァイオリン制作中の楽しいところである。さあ、本塗りに入る。下地に黄色を5回ほど塗って、本塗り(赤)の30回塗りに入るが、黄色がトラ杢に入り込み、得も言われぬ美しさが出ている…。ヴァイオリン創りの醍醐味で...
カリンさんの”Titian”制作記52
庭の白木蓮が満開になった。カリンさんのTitian制作も満開になった。バックのボタンを20mmX23mmに創る。膠の汚れもきれいに落とし、最後の木工作業がおわった。いよいよ念願のニス作業になる。メ止めのニスを3回塗り1週間乾かす…。来週から色ニスへの挑戦だ!!カリンさんカリ...
カリンさんの”Titian”制作記51
やっとここまで来た。紆余曲折を乗り越え見事にTitian 、ホワイトの完成である。しっかりやり替えたネックも完璧。内部のクリーニング。スクレーパー、と180番のペーパーできれいに整える。さらにF字孔の溝をくっきりとやすりで掘り。エンドピンホールを仮あけ、いよいよ何100年先...
カリンさんの”Titian”制作記50
カリンさんもご多聞に漏れず、気に入らない部分が出てくる。どうしてもポツ単位でネックが曲がっていると言う。そこで”まあ!いっか”で過ぎる場合が多いが、お嬢”ゼツタイ嫌だ!!でやり直し。弦楽器制作はこれが大事である。あとで”しまった”より元に戻ってやり直す、これが絶対である・・...
カリンさんの”Titian”制作記49
カリンさん、最後の詰め、モールドを鋸、ノミで剥がす。うまくいった。書道家のお嬢、毛筆のラヴェルをにかわで張り付ける・・・。順調だった制作がネックがほんの数mmずれに気が付く。この芸術の宿命。”マー!いッか”は許されない、剥がして貼りなおしとなる・・・・。
カリンさんの"Titian"制作記48
いよいよ最終コーナー。ネックを取り付けモールドのはずし、裏板の完全厚みの確認、裏板を閉じるための整備、ネックの突出部分ののこでの切り出し。やすりでの平面だし。すべて完璧に終わった!オッと!!まだ残っていた。カリンさんのオリジナルのラヴェル。書道家らしい毛筆のラヴェルを創って...
カリンさんの”Titian”制作記47
カリンさん、いよいよホワイト”Titian”の完成まじかである。ネックの底面の垂平、87°を確認しながら慎重にノミ、やすりを駆使する。ボデイへの接地20mmと確認いよいよ整った・・・。さあ!膠で接着である。うれしいうれしい瞬間である。カリンさんのうっとりした顔に現れている。
カリンさんの”Titian”制作記46
苦節3ケ月、やっとネックが出来上がった。まだまだネックの形状を追求したいと言うが、先に進めることにした・・・。先ず、上板から5mm、底面側は側板から5mmの傾斜をつけのこを入れる。ノミでこの、のこ跡を慎重に取る。さらにやすりを使い、ポツ単位で、ネックを仕込んでいく。角度、底...
カリンさんの”Titian”制作記45
今日は、1日中ペグの調整に取り組む。一つのテーマを徹底追及していいものを目指す。ヴァイオリン作家にとって最も重要な要素である。ネックの大部分が出来上がってきた。じっくり1っ点に集中する。実に美しい・・・。
カリンさんの”Titian”制作記44
カリンさん、ペグシェーパー、ペグリーマーを使ってペグを整える。さらに底面の角度、87°X22mmを正確に維持しながらスタンレーをつかう。
カリンさんの”Titian”制作記43
ネック制作も佳境に入ってきた。ペグ・ホールを開ける。ボール盤をあらゆる神経を巡らせガイドホールを開ける。ノミを使い完璧なペグホールの完成。ドラムサンダーでネックの粗削り美しいホルムが出来上がってきた。
カリンさんの”Titian”制作記42
お嬢、ネックに相当時間をかけ、自宅工房でも仕上げてきた。細かい追及かんざしにならない。左右のシンメトリーを追及!!必死に挑む姿は美しいシルエットになる。
カリンさんの”Titian”制作記41
カリンさんネックの追い込みにかかる・・。最大に個性を発揮するネック、巨匠の作品にも、左右の不均衡、かんざし、いくらでもある。カリンさんそれらをすべてクリヤーしようといどむ・・・。
カリンさんの"Titian"制作記40
ボデイはカンペキに仕上げ、個性を発揮する、ネック制作に入る。Titianのネックはレントゲン写真があるほど細かい寸法が出ている。左右バランスきっちりとれていてコピーは難しい。お嬢根性で挑んでいる。
カリンさんの”Titian”制作記39
カリンさん、Titianの独特のブロック創り(STRAD社のポスターは最近レントゲン写真が入っている忠実にブロックも再現)膠を塗って、見当ピンでとめる。アルコールランプで液状化。だいぶ手馴れてきた・・・。クランプで固定、いよいよ最後の工程、ネック作成に入る。直角を出し、クラ...
カリンさんの”Titian”制作記38
カリンさん、最後の工程に入る。バス・バーの接地面を寸分たがわず合わせる。膠を両面につけアルコールランプで液状化.いよいよバスバークランプで挟むカンペキ――とこの”どや顔”
カリンさんの”Titian”制作記37
上下板の完成に伴い、バスバーの作りと装着にかかる。上部、ILから下部1Lまで290mm、の長さ。うえ1Lの厚み4・3mm,下1L の厚み、5・7mm 設計図通りに仕上げた。次回の膠作業のリハーサルとなった・・・。
カリンさんの”Titian”制作記36
カリンさん、今日はバス・バーの削りに挑む。まずアッパーの位置、1L,38mm,下部1L 37・8mm 位置の設定で、上部、4・3mm 下部、5・7mm、のスプルースを創る。スタンレーで厚みを図りながら力強く、カンナをふるう、できたー
カリンさんの”Titian”制作記35
F字孔を徹底して彫り込む。見事なナイフさばき。完成の”どや顔”である。
カリンさんの”Titian”制作記34
上板の粗削り終えF字孔の掘り込みにかかる。大事なのは、表面にヴァイオリンの優雅さを演出させるため、えくぼを掘る。ほんの1mm程度の”えくぼ”であるが、本気に切れる彫刻刀を使う。さあ!!完成、Fを完全に彫り込む・・・。
かりんさんの”Titian”制作記33
いよいよ大詰めに近付いてきた。等高ラインは完了。内側をレシピを設計図通りにラインを引きあとは掘りまくる。木くずがじゃんじゃん増えていくの映像になる。
カリンさん”Titian”制作記32
カリンさんメットをかぶり、バイクでカッとんでくる。近い、将来イタリークレモナにわたって本格的に修行するという・・・。今日は自宅工房でほとんど、アンジュレーションを完璧だと持ってきた。この作業の難しいところとは、左右の均等、バランスを制作するところにある。等高ライン引きをいか...
カリンさんの"Titian"制作記31
自宅工房でパーフリングがらみの天板を大体、仕上げてきた。C字コーナーのパーフリングは、特に難しい。120番の紙やすり、小カンナを使ってきれいに仕上げた。
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